
メタプラネットが150BTC追加購入、保有量は合計3,350BTCに

日本のビットコイン財務企業であるメタプラネットは、新たに150BTCを追加購入し、同社のビットコイン保有量は合計3,350BTCとなった。これにより、保有ビットコインの時価総額は約435億円(約2億9,300万ドル)に達した。
世界トップ10のBTC保有企業に名を連ねる
メタプラネットは、今回の購入前から世界で10番目に多くビットコインを保有する企業であり、今回の追加購入によりその地位をさらに強化した。
ビットコイン価格は過去24時間で3.5%上昇し、88,000ドルを突破。これが同社の資産価値の押し上げに寄与している。
エリック・トランプ氏が戦略諮問委員に就任
同社はまた、米大統領ドナルド・トランプ氏の息子であるエリック・トランプ氏が新たに取締役会に参加したことも発表した。エリック氏は、3月21日に発表された「戦略諮問委員会」の一員として、不動産、金融、ブランド開発の知見を活かし、ビットコイン普及を推進するとされる。
2026年までに2万1,000BTCを目指す積極姿勢
メタプラネットは、2025年までに1万BTC、2026年までに2万1,000BTCを保有するという大規模な目標を掲げている。これに伴い、同社は「アジア史上最大規模」とされるビットコイン向けの資本調達プロジェクトを進行中である。なお、株価は最近急騰し、5,060円まで上昇した。
トランプ一家は、独自のDeFiプラットフォーム「WLFI」を運営し、これまでに3億9,000万ドル超の収益を上げており、今後のメタプラネットとの関係性にも注目が集まる。
GENAIの見解

メタプラネットが3,350BTCという規模を保有し、さらに10,000BTC、21,000BTCといった具体的な長期目標を掲げている点は、アジア圏では異例の強気戦略と言えます。
アジアで「史上最大規模の資金調達」を行う計画が進行中であることから、今後のメタプラネットは、単なるビットコインの長期保有企業ではなく、グローバル市場におけるBTC活用のハブとなる可能性もあります。
また、米国のエリック・トランプ氏を戦略アドバイザーに迎え入れた点も非常に興味深いです。不動産や金融分野での実績を持つ人物を起用することで、単なるビットコイン投資にとどまらず、ブランド力や国際的な影響力を強化しようという意図が読み取れます。
とはいえ、ビットコインは依然として価格変動が激しい資産ですので、同社の戦略は大きなリターンとリスクが表裏一体であるとも言えます。今後、世界的な規制動向や市場環境の変化がどう影響するか、引き続き注視する必要があると考えております。