ビットコイン(BTC)相場分析|日足チャートの200SMA下抜けに注意

2025年3月5日のBTC/USDT(ビットコイン)相場は、下位足チャートが上昇トレンドに転換しようとしている展開です。

15分足から1時間足チャートでは、上昇転換意識があるものの、4時間足チャートは完全に下落優勢の状態なので、4時間足の売り意識を崩せるかが次の上昇のカギになりそうです。

ここからの展開ですが、抵抗ライン91,500USDTと4時間足チャートの抵抗帯94,000USDTを上抜けしてくると、新規買い注文が加速してくるので注目です。

Trader Z

ただし、日足レベルの反発ポイント83,300USDTを下抜けすると下落が加速するリスクがあるので注意が必要です。

本日のBTC/USDT注目ポイント
  • 日足200SMAによる反発上昇が強い
  • 4時間足チャートの下落意識を崩すことが上昇のカギ
  • 94,000USDTを上抜けすると、買い加速の可能性
目次

BTC/USDTのチャート分析

BTC/USDTの日足・4時間足・1時間足をテクニカル分析していきます。特に日足の上昇意識と4時間足の下落意識の衝突に注目です!

BTC/USDTの日足チャート

BTC日足チャートを見てみると、先日の記事でも解説したように、日足レベルの200日移動平均線が反発ポイントとして非常に機能しています。

このサポートのおかげで、現在のBTCは上昇目線を持つことができていますが、200SMAを下抜けしてくると下落意識が加速するリスクがあるので注意してください。

BTC/USDTの4時間足チャート

このように、現在のBTC4時間足チャートは、完全に下落トレンド優勢の状態になっています。

ここからレートが91,500USDT付近まで戻したタイミングで戻り売りが形成されると、日足チャートの200SMA下抜けを目指してくる可能性が高いです。

もし、91,500USDTで戻り売りが形成された際には、先物取引で売り注文を検討してみてください。

BTC/USDTの1時間足チャート

現在のBTC1時間足チャートは、上昇トレンドなのか?下落トレンドなのかが不明確な状態です。

ここから91,500USDTを目指してくると、1時間足を含む下位足チャートが上昇トレンドに転換してきます。

しかし、4時間足レベルの売り注文を意識して、下落トレンドに転換してくると、日足の200SMAを下抜けて再度7万ドル台に向かう可能性があります。

Trader Z

ビットコインは、200SMA到達後の反発上昇意識が非常に強いです。
これを下振れるかで下落意識が大きく変わります

  • 日足:上昇トレンドが耐えている
  • 4時間足:完全に下落トレンド
  • 1時間足:どちらのトレンドでもない

本日のBTCエントリーポイントはどこ?

本日のエントリーポイント
  • 91,500USDTからの押し目買いが1時間足チャートで狙える

本日のBTC/USDT(ビットコイン)では、価格が91,500USDTラインまで回復し、ここを転換ポイントに反発上昇が形成されると、1時間足レベルの押し目買いが狙えます。

1時間足チャートの買いが狙い目

朝方にかけて上昇トレンドが加速したBT相場ですが、上記チャートを見てわかるように、各移動平均線の向きがバラバラなので、完全に上昇トレンド優勢の状態とは言えません。

ここからレートが91,500USDT付近まで戻してくると、1時間足チャートが徐々に上昇トレンドに転換し始めるので、買い注文を検討している方は、91,500USDTラインにタッチするまでは様子見することをオススメします。

レートが91,500USDTラインを上抜けして、反発上昇が形成され、短期・中期・長期移動平均線が全て上向きに転じた際に押し目買いを狙うことで、102,000USDTまでの買い注文を検討することができるでしょう。

Trader Z

91,500USDTから買い注文を入れた際には、4時間足チャートの下落意識に注意しながら決済判断を行ってください!

  • エントリーポイント:93,000USDT
  • 利益確定:102,000USDT
  • 損切り:90,600USDT

本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?

現在のBTC相場は、日足レベルの上昇トレンド意識と4時間足レベルの下落トレンド意識が衝突しているので、市場にいるトレーダーがどちらの方向を狙っているのかが検討しにくい状態です。

このように、各時間足ごとの別トレンド意識が衝突していると、市場に参加するトレーダーの数が減り、レンジ相場が形成される傾向があります。

  • 日足は上昇トレンド
  • 一方、4時間足は下落トレンド
  • 別のトレンドが衝突していると、次の方向性が不明確
  • この状態では、参加者が少ないのでレンジ相場が形成される

レンジ相場が続いている状態で、買い・売り注文を入れたとしても、想定とは逆の方向にレートが進み、マイナス収支になるリスクが高いです。

そのため、現在のBTC相場で注文を検討する際には、ここまで解説した91,500USDT上抜けもしくは、日足の200SMAを下抜けしたタイミングでエントリーすることをオススメします。

※当サイトの情報は投資判断の参考となる一般的な情報提供を目的としており、特定の暗号資産(仮想通貨)への投資を勧誘するものではありません。当サイトの情報に基づいて生じた損害やトラブルについて、当編集部は一切の責任を負いかねます。ユーザーご自身の判断と責任において情報をご利用ください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次